マダム野武士の南仏生活

南仏からつれづれなるままに。

言語と性格 La langue change la personalité.

硬派なタイトルをつけたは良いものの、私は特段、英語もフランス語もペラペラというわけではないのですが(母語である日本語も時々怪しいことはご愛嬌、ということで...)、それでも日本語・英語・フランス語を話している時のそれぞれの自分の性格が違うように感じます。

 

具体的には、日本語を話している時は、非論理的・だらだら・物腰柔らかめな性格。英語を話している時は論理的・緩急の差が激しい・キツメの性格。フランス語を話している時は非論理的・抑揚のあるだらだら・キツメの性格。大まかにいうとこんな感じの性格分布になっています。

 

なので、例えば日本語でまず物事を考えて、それを英語やフランス語に訳す時は、見返した時にわりとマイルドな文章になっている一方で、英語やフランス語(特に英語)ファーストで物事を考えて、それを日本語に変換すると、ハッキリ・バッサリ・スパッとした内容になっているなと感じます。

 

これは言葉の持つ性質によるところが多いのかと思うのですが、その言葉が話される言語圏内での日頃のやりとりを見ていて、自然と脳が適応してることの現れなのかなとも思うのです。

 

性格を変えたいなと思う人にはもしかすると外国語の習得が役に立つこともあるかもしれません。(私個人の感覚的なところによる、全くもって不確かな情報なので、真に受け止めないようご留意ください...)芯のある優しい女性になるには何語を勉強したら好いでしょうか...?